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What SDGs?

SDGsってなぁに?

人や国の不平等をなくそう

不平等は性別や年齢、障害の有無、人種、民族などによって引き起こされます。様々な機会が平等に与えられないことで経済格差や教育格差に繋がります。

例えばスーパーなどで、国産の商品よりも海外産の商品が安く売られているのをみたことがあるのではないでしょうか。
様々な理由は考えられますが、その理由の一つに開発途上国で生産された作物を安価で仕入れているということが考えられます。不公平な価格で安く買われてしまうと、労働者には低い賃金しか与えられず、貧困から抜け出せなくなってしまいます。

この問題への対策がフェアトレードです。世界的に行われるようになってきたフェアトレードによって、生産者と消費者の間で適正な価格の取引が行われるようになり、開発途上国の立場が弱い人々にも労働に見合った賃金が支払われ、自立や生活環境の改善を行えるようになってきました。

経済状況やそのほかの機会が均一化されることで、世界中に誰一人として取り残さない状況を生み出すことに繋がります。

ターゲット

10.12030年までに、各国の所得下位40%の所得成長率について、国内平均を上回る数値を漸進的に達成し、持続させる。
10.22030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。
10.3差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、並びに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する。
10.4税制、賃金、社会保障政策をはじめとする政策を導入し、平等の拡大を漸進的に達成する。
10.5世界金融市場と金融機関に対する規制とモニタリングを改善し、こうした規制の実施を強化する。
10.6地球規模の国際経済・金融制度の意思決定における開発途上国の参加や発言力を拡大させることにより、より効果的で信用力があり、説明責任のある正当な制度を実現する。
10.7計画に基づき良く管理された移民政策の実施などを通じて、秩序のとれた、安全で規則的かつ責任ある移住や流動性を促進する。
10.a世界貿易機関(WTO)協定に従い、開発途上国、特に後発開発途上国に対する特別かつ異なる待遇の原則を実施する。
10.b各国の国家計画やプログラムに従って、後発開発途上国、アフリカ諸国、小島嶼開発途上国及び内陸開発途上国を始めとする、ニーズが最も大きい国々への、政府開発援助(ODA)及び海外直接投資を含む資金の流入を促進する。
10.c2030年までに、移住労働者による送金コストを3%未満に引き下げ、コストが5%を越える送金経路を撤廃する。