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Interview

取材動画

立命館大学大阪いばらきキャンパス canola(カノラ)【取組事例インタビュー】

〈NorthSDGsMediaでは北海道札幌市の企業様のSDGsに関する取り組み事例を紹介しています。〉

【SDGs取組事例】canola【教育】

SDGsが教育現場に取り入れられるようになり、自ら社会課題の解決に取り組む若者が増えています。
今回取材を行った門田様と壽福様も、現役大学生ながら共に「canola」という団体を立ち上げ、現在は5人のメンバーで活動しています。


 

canolaの活動内容を教えてください。

門田:canolaは、“誰一人取り残さない、愛いっぱいの社会”をテーマとして、日常で「知る・学ぶ・行動する」のきっかけづくりの場にすることを目標に、SNSでの啓発活動やオンラインイベントなどの実施を行っています。

壽福:SNSやセミナーイベントなどを通して、SNSのフォロワーさんやイベント参加者の方々に社会課題に対して関心を持ち考えていただくこと、そして少しでもアクションを起こしてもらうきっかけを届けています。
多くの方々の協力を得てSDGsの目標を達成していこう、というところで、17番の「パートナーシップで目標を達成しよう」に取り組んでいます。

門田:また、私たちが所属している立命館大学大阪いばらきキャンパスに、無料で生理用品を設置するといった取り組みも行っています。このプロジェクトに関しては、「人や国の不平等をなくそう」や「ジェンダー平等を実現しよう」といった目標に当てはまります。

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―お二人が一緒にSDGsに取り組むようになった経緯を教えてください。

壽福:私たちは同じ学部でずっと友達だったのですが、元々は同じ想いを持っていながらも別々の課題に取り組んでいました。
私がカンボジアに教育支援を届ける団体に所属していて、門田は生協の学生団体で社会課題に取り組む推進局の事務長でした。
なので、ずっと「何か似ているところがあるね」と話していて、3回生になってから「コロナ禍で何もできないのがもどかしいね」という話から、何か自分たちにできることから始めようと思い結成しました。

門田:お互いに大規模な団体に所属していて、リーダーのようなポジションにいたので、そこでの悩みの共有もしていました。
「大きい団体を動かすことってすごく難しいよね」とか。
あとは、人数が多ければ多いほど末端という存在が出てきてしまったり、情報を知りたくても知ることができない、といった構造が存在してしまうこととか。
「それだったら自分たちでやっちゃう?」というノリはありましたね。

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―canolaを結成するにあたってどんな想いを抱いていましたか?

壽福:一人の努力ではどうしても小さな力になってしまうので、多くの方々にもっと関心を持って取り組んでいただきたいな、という想いがありました。
また、私たち学生ならではのフラットな目線で社会課題に関心を持ってもらうきっかけを届けていきたいといったところから、門田発案のもと結成をしました。

 

―今後の展望について教えてください。

門田:今後の展望は大きく3つあります。
一つは、引き続きフラットな形で、上からではなく同じ目線で知識や情報を伝えていきたいと考えています。

二つ目は、後輩の育成に力を入れていきたいです。
若者に対して同じ目線で伝えることや情報を話して共有していくことの大切さをすごく実感したので、私と壽福が大学を卒業するにあたって、大学生やZ世代といった同じ年代の方に続けていけたらいいなと思っています。

三つ目は、同じ世代だけでなく、もっと先の未来に社会を作っていく世代に対しても課題へ関心を持つきっかけを届けていきたいと思っています。

 


元々は異なる活動をしていたメンバーが集まり、「みんながやりたいことをやれる場」を目指しているcanola。
興味分野や展望は異なっても、それが「SDGs」であるという点は同じです。
セミナーやイベント情報はcanola公式Instagramよりご確認いただけますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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canola(カノラ)
立命館大学大阪いばらきキャンパス
門田菜々/壽福千尋
Instagram:https://www.instagram.com/canola_official_/