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Interview

取材動画

北海道札幌市 合同会社松豆【取組事例インタビュー】

〈NorthSDGsMediaでは札幌の企業様のSDGsに関する取り組み事例を紹介しています。〉

【SDGs取組企業】合同会社松豆【小売】

「ほんとうにおいしいものを食べてほしい」という想いからペットの体にいい食材を探した小松代表。

鹿肉は豚肉や牛肉に比べるとカロリーは約三分の一しかなく、さらに犬の体にいいと言われる「不飽和脂肪酸」という栄養が含まれています。

犬の体にも良く、エゾシカの活用もできるということを調べ至った小松代表はエゾシカ肉の製品化に踏み切ります。


〈合同会社松豆様の北海道産エゾ鹿肉無添加ジャーキー(左)と北海道産エゾ鹿肉無添加パウダー(右)〉

また、エゾシカに焦点を当てた理由には次のような背景もあります。

かわいいイメージのあるエゾシカですが、実は驚異的な繁殖力を持っています。
雌鹿は2歳から寿命までの約15年間、毎年出産を続け、放置すれば年20%の割合で増え続けます。

エゾシカが住む自然と人間社会を両立させるためには年間13万頭の捕獲・狩猟をしていかなければ、生息数も生息分布域も広がり続けると言われています。
人間社会への影響も大きいエゾシカは長年獣害として扱われてきましたが、2014年には北海道エゾシカ対策推進条例が制定され、狩猟後の有効活用が注目されるようになりました。

肉も革も活用可能なのにも関わらず、お金をかけて処分するということは資源を捨てているのと同じ。

税金で処分されている現状を知った小松代表はSDGsの観点からもエゾシカを大切な資源と考え、「鹿の全てを使い果たす」ことを目指し尽力されています。

エゾシカの利活用モデルを確立できれば、強力な北海道ブランドになります。
そして北海道の自然の豊かさを守り続けることにもつながるのです。

現在、エゾシカの活用に関しての情報交換が業界内であまりされていない中、ノウハウを共有し業界全体で成長していきたいとお話してくださりました。

前向きにひたむきにエゾシカに向き合う合同会社松豆 小松代表。
パートナーシップを結んで業界の発展を目指しませんか?

合同会社松豆
札幌市東区北19条東8丁目2-8
TEL:011-838-8747
代表 小松 智香
※営利目的のお問合せはご遠慮ください。

 

〈取材協力店〉
スパタコス マルヤマ様

札幌市中央区南4-24-2-6
営業時間 11:00~14:30/18:00~22:00
定休日 月曜火曜
ご予約・お問合せ:011-556-2787
テイクアウト可能/paypay利用可能
※秋冬はスパタコス3階にて営業中

具だくさんのタコスは絶品です。
NSMスタッフも美味しくいただきました。
ご協力いただきありがとうございました!