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Interview

取材動画

広島県福山市 枝廣一輝/水畑順太 【取組事例インタビュー】

〈NorthSDGsMediaでは北海道札幌市の企業様のSDGsに関する取り組み事例を紹介しています。〉

【SDGs取組事例】枝廣一輝/水畑順太【製造・販売】

忙しない日々のなか、皆さまは大切な人と過ごす時間はありますか?1日の終わりに自分を褒めてあげていますか?
「多くの人に幸せな瞬間を過ごしてほしい」という想いから生まれたクラフトビールH.A.N.D。
20代半ばにして事業を立ち上げた枝廣様、水畑様にお話を伺いました。


 

ークラフトビールH.A.N.Dについて教えてください。
枝廣:まずはH.A.N.Dの名前の由来ですが、「Have A Nice Day」の略語でH.A.N.Dとなっております。
「多くの人に幸せな瞬間を」をコンセプトに立ち上げたクラフトビール事業です。

hand2

 

ー事業とSDGsとの関わりはどのようなところにありますか?
枝廣:H.A.N.Dの売上の一部を、カンボジアの子供たちを支援する団体へ寄付しています。

主な寄付先は二つありまして、一つは「一般社団法人CBB」。
こちらは学校に通えない子供たちの復学支援を中心に活動している団体で、寄付したお金はCBBフリースクールの運営費や先生の給与、また貧困学生への奨学金として使用されます。

cbb

もう一つは「NOM POPOK(ノムポポ)」。
3人に1人が栄養不良とされているカンボジアで、健康的なお菓子の製造と、そのお菓子を教材とした栄養授業を実施し、子供たちの栄養改善を目指す団体へ寄付しています。

nom popok


このような取り組みに至った経緯、そして想いを教えてください。
枝廣:きっかけは、2019年9月に、カンボジアで子供の支援活動をしている団体のもとでインターンシップを行わせていただいたことです。

私自身、もともと世界中の子供たちや世界中の人々を笑顔にしていきたいという想いを持っていたのですが、現地での活動は辛いことや苦しいことがたくさんありました。
ですが、一緒に活動する仲間や現地の方々とともにビールを通じてコミュニケーションを取り合ったことで、辛いことや苦しいことも乗り越えることができました。
このような経験から、ビールには無限の可能性があると思い、今回このクラフトビール事業を立ち上げました。

水畑:私は、臆病な性格でやりたいことにも挑戦できずに、同じ1日を繰り返している自分の人生はこのままで良いのだろうか、と葛藤する日々を送っていました。
そんなときに、枝廣から「クラフトビールを作らないか」という声をかけていただいたことが始まりです。
この言葉をきっかけに、自分を変えたい、自分も挑戦しようと強く思い始め、挑戦するからには、「自分のためではなく、誰かのために」という想いを持つようになりました。

 

ー今後の展望を教えてください。
枝廣
:H.A.N.Dは、まだブランドを立ち上げたばかりということもあってなかなか多くの人にまだ認知されていない状態です。
なので、まずは国内においてブランド認知度を高めていき、最終的には海外でもH.A.N.Dを多くの人に手に取っていただきたいと思っています。

またSDGsにも着目していきたいので、ビールの材料やラベルなどを少しでも環境配慮型の商品に切り替えていくということもやっていきたいと思っています。

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今後の認知拡大が期待されるクラフトビールH.A.N.D。
自分や大切な人と過ごす時間を創ることが、カンボジアの子供たちの笑顔を創ることにもつながります。
Have a nice day!良い1日を

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クラフトビールH.A.N.D
枝廣一輝/水畑順太
MAIL:craftbeer.hand1014@gmail.com
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/346357