北海道札幌市 一般社団法人ENISHI【取組事例インタビュー】

〈NorthSDGsMediaでは北海道札幌市の企業様のSDGsに関する取り組み事例を紹介しています。〉

【SDGs取組企業】一般社団法人ENISHI【専門サービス】

LGBTなど性的マイノリティの方々に対する法的な支援や、社会に対する啓発活動を行っている一般社団法人ENISHI様にジェンダーという観点からお話を伺いました。

一般社団法人ENISHI様はメンバー全員が行政書士の資格を持つという強みを活かし、パートナーシップに関する契約書や遺言書などの制作を請け負っています。

目的はLGBT・SOGIの方々が、その人らしく生きられる社会をつくること。

医療サービスを受けるときに自らカミングアウトしなければならなかったり、相続などで法的に認められない場面など社会的な理解がまだ追いついていない現実があります。

札幌では2017年にパートナーシップ宣誓制度ができ、徐々に認知や理解は広がってきていますが、社会的な理解をさらに広げるため、札幌を拠点とした講演・啓もう活動も行っています。

最近では、当事者の方がいらっしゃる企業の方が、会社としてどのように支援できるかを考えたいという相談も増えているそうです。

企業の制度が整ってその人らしく働くことができたら、どのように資産を築き残していくのか。

性的マイノリティの方々の権利は、現行の法律ではまだ認められていない部分の方が多いのが現状です。

当事者の方々をサポートしながら理解の輪を広げていくことで、SDGsのゴールである2030年には今よりもさらに生きやすい社会になっているのではないかとおっしゃっていました。

行政書士ならではの視点とサポート体制が整っている一般社団法人ENISHI様。

何かお困りごとがある当事者の皆様、企業としてサポートしたいと考えている担当者の皆様、一度ご相談に行ってみてはいかがでしょうか。

一般社団法人ENISHI
https://enishi-hokkaido.com/
代表理事　和泉 知美
業務執行理事　木明 翔太郎
※営利目的のお問合せはご遠慮ください。