SDGs 地域活性化とパートナーシップ ②
皆さんこんにちは、North SDGs Mediaです。
前回に続き、地域の活性化とコミュニティについてと事例をお話していきます。
前回の記事では地方における人口の減少や高齢化率の問題、またそれに伴う自治体・市区町村が地域活性化に取り組む為に大切なのは、あらゆる人とあらゆる形でパートナーシップを結ぶこと。などをお伝えしました。
今回、地域活性化とパートナーシップがうまく融合された事例をお伝えしていきます。
【事例 岡山県 岡山大学】
岡山大学では社会貢献・交流事業における学術的寄与の促進、グローバル人材育成や地域・国際社会とのパートナーシップ構築を目的とし、SDGsに取り組んでいます。
その中で地域に貢献という想いから、奉仕活動を通じて学び(サービス・ラーニング)を実施。
岡山大学の学生 約30名が岡山県津山市にある阿波地区にて合宿をし、地域住民から話を聞いたり、伝統のお祭り『花祭り』のお手伝いを行うなど、地域住民の繋がりや地域活性化に繋がる取り組みを行いました。また、地域住民と津山東高校と協働で津山市内の小学生たちと一緒に、地域活動や遊びを体験する、『雪のがっこう』を開催。
地域・高齢者・若者・子供といった地域と全世代間とのパートナーシップで地域の活性化や学習・体験を実現させたとても素晴らしい取り組みのひとつです。
ちなみに岡山大学はこのような取り組みが評価され、第1回 ジャパンSDGsアワード SDGsパートナーシップ賞を受賞しております。
近年ではSDGsの枠組みで地域活性化に繋げる自治体が増えてきています。
SDGsの1~17の目標と街の強みや特性をリンクさせ、その目標に沿って取り組みをしていく。
そうすることにより自治体も地域住民も、街が向かうべきゴールや方向性が明確になり、様々な取り組みが行いやすくなっていきます。
SDGsの1~16の目標達成には17番目の目標がとても重要なのです。
【17番目の目標 パートナーシップで目標を達成しよう】
SDGsはパートナーシップを結び、それぞれの目標の達成に向かっていくことがとても重要になります。
個で取り組むよりも輪で取り組み、全ての人たちがSDGsへ関心を持ち、行動することが2030年までにゴールの達成に近づくのではないでしょうか。
全てとパートナーシップを。ということの意識が私たちの未来を変えられるのです。