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SDGsと新型コロナウイルス③すべての人に健康と福祉を

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新型コロナウイルスの流行は、SDGsの達成進捗にどのような影響があり、どの目標の進捗を妨げているのでしょうか。
本記事では、目標別に新型コロナウイルスの影響を考えていきます。
→SDGsと新型コロナウイルス①貧困をなくそう
→SDGsと新型コロナウイルス②飢餓をゼロに

 

目標3.すべての人に健康と福祉を と新型コロナウイルス

3すべての人に健康と福祉を

新型コロナウイルス流行以前からすでに、世界は2030年までにすべての人に医療を届けるという目標達成の進捗が遅れていました。

ターゲットで掲げられている主な伝染病や感染症の具体的な数値は以下の通りです。
エイズ:2017年時点で全世界のHIV感染者は3,690万人に上り、180万人が新たに感染。(死亡は94万人)
結核:2018年には約1,000万人が発症し、150万人が死亡
マラリア:2018年に2億2,800万人が感染し、約40万人が死亡

そこに新たに新型コロナウイルスという感染症が加わり、発展途上国に限らず先進国でも医療へのアクセスが困難になるなど、多大な影響を受けています。
マスクや消毒液が品薄になり入手しにくかった、医療用防護具や人工呼吸器が不足している、PCR検査が十分に受けられないといった問題だけでなく、長期に渡る自粛期間により心身の健康が損なわれてしまう問題も散見されました。

入院

 

日本では、このような感染症による問題を改善するため、様々な企業が新しい取り組みを始めています。

  • 深刻なマスク不足と雇用の確保を目的に、自社で通常販売していた使用済みシーツを再利用して布製マスクの製作を開始。
  • 防護具不足が深刻な問題になっていることを受け、フェイスシールドを生産し事業所周辺の医療・行政の現場へ提供。
  • 疲労を回復し、免疫力アップにつなげる「酸素水素浴システム」を、新たに一般向けに提供開始。
  • 家で身体を動かして、運動不足解消・免疫力アップ・ストレス発散を図れるよう、心身の健康づくりや基礎体力の向上につながる有益なフィットネスなどの動画を配信。

online fitness

 

上述の課題や改善の取り組みはあくまで一例です。
他にどんな問題があるか?どんなことができるか?について考えてみましょう。

 

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