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食品ロス解消のためにできること

フードロス

人間が生きていくために必要になのが食事です。
そのための食材を農業や畜産、漁業で確保していますが、生産した食材をすべて使い切れていないのが現状です。
生産過程でどうしても出てしまう廃棄もありますが、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品のことを「食品ロス」と言います。
このような食品ロスはどのような場面で起きるのでしょうか?

食品ロスが起きる原因

食品ロスが起きる原因には以下のようなものがあります。

・収穫されても商品にならないもの
・貯蔵、輸送、加工、販売の工程で品質が損なわれたもの
・販売されても消費に至らなかったもの
など

このように収穫されてから消費される寸前まで食品ロスが起きる可能性があります。
しかも、日本の食品ロス量の半数は家庭から発生しているのです。

その要因は
・料理を作りすぎたりして残る「食べ残し」
・野菜の皮や茎など食べられるところまで切って捨ててしまう「過剰除去」
・未開封のまま食べずに捨ててしまう「直接廃棄」
と言われています。

まずは少し意識を変えるだけで対策できる「食べ残し」と「過剰除去」に気を配ってみましょう。
”食べられるものを食べられる分だけ適切に調理して食べる。”
これだけで家庭から出る食品ロスは大幅に削減できるはずです。
では他にはどのような方法があるのでしょうか?

フードシェアリングを活用しよう

新型コロナウィルスによる外出自粛要請や営業時間短縮要請によって、調理済みの料理があまってしまうお店が多いことはご存じでしょうか?
最近ではこのようなお店が消費者とのマッチングサイトやアプリを利用している場合があります。

そのままでは廃棄されてしまう料理を通常よりも安価で販売する形態のものが多く、売り手は食材を廃棄せずにすみ、買い手は美味しい料理を安価で食べられるという両者に優しい仕組みです。
フードシェアリングに出されるものは消費期限が迫っているものが大半です。
このような仕組みを使っても「直接廃棄」してしまっては意味がありませんので、購入後はすぐに召し上がることをおすすめ致します。

〈NorthSDGsMediaでは札幌の企業様のSDGsに関する取り組み事例を紹介しています。〉

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