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「ヘルプマーク」ご存じですか?

ヘルプマーク

 

特にJRや地下鉄などを利用する方は見かけたことがあるのではないでしょうか。

ヘルプマークとは、障害や疾患などがあることが外見からは分からない人々(義足や人工関節を使用している、内部障害、精神障害、知的障害、妊娠初期など)が、支援や配慮を必要としていることを周囲に知らせることで、支援や配慮を得やすくなるよう作成されたマークです。
JRや地下鉄では、主に優先席上の窓に掲示されています。

優先席ヘルプマーク

ヘルプマークを使用するにあたって、障害や疾患の基準は特に設けられていません。
支援や配慮を必要とするすべての人が使用の対象となります。

入手方法ですが、主に役所の障害福祉窓口や身体障害者福祉センター、地下鉄の駅務室などの場所で配布されているので、そちらから特に難しい手続きなく入手をすることができます。
まずは居住地の自治体がヘルプマークを導入しているかを確認しましょう。

さらにヘルプマークにはメモ用紙が付属しており、苦手なことや支援してほしいことなどを記入しておくことで、何かあった際に周囲の方も詳細を知り、より的確な支援をすることができます。

ヘルプマーク
引用:LITALICO仕事ナビ

簡単に入手することができるとはいえ、ヘルプマークはマタニティマークなどに比べるとまだ認知度が高いとはいえません。

マタニティマーク

ヘルプマークの普及活動を行っている企業や団体が増えたことで、以前より認知度は高まっていますが、それでも使用に躊躇される方や他人事と考えている方は一定数いらっしゃるのではないでしょうか。

もし周囲に障害や疾患によって外出に不安がある方がいましたら、ぜひヘルプマークについて教えてあげていただきたいですし、自分自身使用を躊躇している方がいましたら迷わず使用してほしいと思います。

一人ひとりがそういった行動に一歩踏み出すことで、すべての人がより安心して暮らすことのできる社会が形成されていくのではないでしょうか。

住み続けられるまちづくりを

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