おうちでできるSDGs
SDGsは地球上に住むすべての人々が取り組むべき世界を変えるための壮大な目標です。そのため「SDGsへの取り組み」と聞くととても大きな取り組みや、企業や団体規模での行動を想像する方が多いかもしれませんが、私たち一人一人が生活の中で行うことができる取り組みも多くあるのです。
今回はおうちで簡単にできるSDGsへの取り組みを紹介します。
使用電力の削減
節電はおうちで最も簡単にできるSDGsの一つです。
例えばエアコン。今年の夏は皆さんも何度もお世話になったのではないでしょうか。このエアコンの使い方を改めるだけでも節電につながります。
設定温度は適切ですか?適正な室温は夏の冷房時で28℃、冬の暖房時で20℃と言われています。
環境省のデータには「夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)の消費電力の削減になり、冬の暖房時の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になる」とあります。設定温度1℃を変えるだけで簡単に使用電力を削減できるのです。
出典:環境省.”家庭でできる節電アクション”.みんなで節電アクション!.2019-03-15.
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/setsuden/home/saving03.html/
家庭で出来るペーパーレス化
紙の利用を控えることもSDGsにつながります。
なにか覚えたいことがあればPCやスマートフォンでデジタル付箋やメモ機能を活用して、紙への印刷は極力控える。家計簿をアプリでつける。郵便で届く電気代やガス代などの請求書をインターネット明細に変更することもできます。
ペーパーレス化は企業だけの取り組みではなく、家庭でもできるSDGsです。ペーパーレス化への取り組みは、森林破壊の抑制につながります。
今回の記事では家庭における節電とペーパーレス化を紹介しましたが、おうちでできるSDGsにつながる取り組みは他にもたくさんあるでしょう。
「もしかしてこれもSDGsにつながる取り組みなのでは?」
この機会に改めて考え、意識してみませんか。