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目標17ターゲット「制度・政策」とは

ターゲット制度・政策

 

 

「目標17.パートナーシップで目標を達成しよう」に定められている19のターゲットは、「資金」「技術」「能力構築」「貿易」「制度・政策」「マルチステークホルダー・パートナーシップ(MSP)」「データ、モニタリング、説明責任」と7種の実施手段に分類されています。(目標17のターゲット一覧はこちら

本記事では、「目標17.パートナーシップで目標を達成しよう」のターゲットのうち、「制度・政策」という実施手段についてご紹介します。
「資金」についてはこちら
「技術」についてはこちら
「能力構築」についてはこちら
「貿易」についてはこちら

まず、制度・政策に分類されるターゲットは以下の通りです。

ターゲット17.1317.13

政策協調や政策の首尾一貫性などを通じて、世界的なマクロ経済の安定を促進する。

ターゲット17.1417.14

持続可能な開発のための政策の一貫性を強化する。

ターゲット17.1517.15

貧困撲滅と持続可能な開発のための政策の確立·実施にあたっては、各国の政策空間及びリーダーシップを尊重する

これらのターゲットを簡単に説明すると、「体制面を強化し、政策協調による支援をしましょう」ということになります。

マクロ経済とは
政府、企業、家計を一括りにした、経済社会全体の動きのことです。
マクロ経済の反対はミクロ経済といわれ、個人や個別の企業の動きのことを指します。

マクロ経済

政策の確立や実施にあたり、各国の政策スペースやリーダーシップを尊重するとありますが、それは同時に、一国の開発努力はそれを可能とする国際的な経済環境によって支援されなければなりません。

そうした環境とは、一貫性・整合性のある、互恵的な地球規模のガバナンス(統治)であるとされています。

一貫性

 

このように、「パートナーシップで目標を達成しよう」では、個人よりも経済社会全体で動くことが求められます。

SDGs17のゴール画像

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